2017年9月27日 星期三

五行論

五行論:



五行論

陰陽五行論 
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1.五行論

さて、今回は五行論についてじゃ。五行論は五行説とも呼ばれておる。五行論も五行説もほぼ、同じ意味じゃからな。では、いくぞい。
五行説は陰陽論よりも後に起こったんじゃ。その、陰陽論と五行説を合わせて「陰陽五行説」となる。五行説の考え方は分かっておるかな?宇宙の森羅万象はすべて五行に含まれるという考え方のことじゃな。じゃ、五行というのは何か?というと、「木・火・土・金・水」じゃな。
これは、基本中の基本じゃ。

1-1.五行生成の順序

五行生成の順序について説明するぞい。これは、もう暗記じゃな。じゃが、なんとなくイメージできるところもあるじゃろ。東洋医学は、そうやってイメージを膨らませて考えることも大切じゃぞ。
  • 一に水を生じる 陰中の陰で陰を代表する
  • 二に火を生じる 陽中の陽っで陽を代表する
  • 三に木を生じる 形をなすものを代表する
  • 四に金を生じる 人工的なものを代表する
  • 五に土を生じる 万物の母であり、すべては土から生まれ、すべては土の上から生まれる
そして、五行には、相生関係(そうせいかんけい)と相克関係(そうこくかんけい)があるんじゃ。そして、この二つは密接に関連しあいながら働いておるんじゃ。

2.相生関係

次に相生関係について話すぞい。相生関係は、母子関係とも言うんじゃ。生み、生まれるの関係じゃな。
  • 木生火→木は火を生む
  • 火生土→火は土を生む
  • 土生金→土は金を生む
  • 金生木→金は水を生む
  • 水生木→水は木を生む

3.相克関係

次に相克関係じゃ。相克関係は、夫婦関係とも言うんじゃ。お互いに抑制し調整し合う関係じゃな。これは、お前の母親、父親を見てもわかるじゃろ。面白いの(笑)
  • 木剋土→木は土を剋する
  • 土剋水→土は水を剋する
  • 水剋火→水は火を剋する
  • 火剋金→火は金を剋する
  • 金克木→金は木を剋する

4.勝復関係

最後に勝復関係(しょうふくかんけい)じゃ。これはもしかすると「初めて聞く」という方もおるかもしれんの。勝復関係とは、相生・相克関係がそれぞれの特徴を表し、常に五行が平らにならろうとする働きのことじゃ。要するに、現代の言葉で言うと”自然治癒力”というところじゃな。
昔の人はすごいの。(ワシも相当昔の人じゃがw)今ほど科学も発達していない頃に、自然を観察してこんなことを発見してしまうんじゃらからの。素直に尊敬するの。
始めにも言ったとおり、木・火・土・金・水はそれぞれの特徴を活かし、森羅万象のすべてのバランスを保っておる。このバランスが崩れるということは、どういうことか分かるかの?
そうじゃ。人間で言えば”病気になる”ということじゃな。この辺ことはあとでもう少し詳しく説明するからの。
例えば、火が昂る(たかぶる)と…
1.火が昂ぶった分、さらに金が剋される。
2.金が剋されると、木が昂る。
3.木が昂ると、土がさらに剋される。
4.土が剋されると、水が昂る。
5.水が昂ることによって、木が抑えつけられる。
という具合に、旺気(おうき)した水が火を抑える(再び勝つ)というように、常にバランスをとろうとしておるんじゃ。いかがじゃったかの?
今日は、五行論の相生関係、相克関係、勝復関係について教えたぞい。あとは、しっかりを復習しておくんじゃぞ。そうじゃないと置いてかれるぞ!
フォッフォッフォッ。

4.経絡治療入門テキストプレゼント

そじゃそじゃ。忘れておったわい。経絡治療を学びたいお主のためにワシが【初心者でも分かる経絡治療入門テキスト】を用意したぞい。このテキストは、実際の臨床で使えるノウハウを、初心者でも分かりやすいようにギュッと凝縮したものじゃ。
どんな内容かというと…
  • 基礎講義
  • 五行の色体表
  • 病院論
  • 病床論
  • 四診法(望・聞・問・切)
  • 証決定
  • 補瀉論
の全部で16ページとなっておる。
もちろん、無料じゃ。ただの、ワシは「無料だから貰っておこう」という考えは嫌いじゃ。無料のものでも、臨床で使ってみて初めてその価値が分かるというもの。じゃから、ワシから今回は特別に解説フォローアップメールも付けるぞい。
楽しみじゃの。


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