風姿花伝

谷村新司

風を叫ぶ人の世の悲を
風兒在哭訴著人世間的悲哀

星に抱かれた静寂の中で
在星辰所擁抱的靜寂之中

胸を開けば燃る血潮の赫は
若是敞開胸懷沸騰的熱血

共に込ざりて大いなる流れに
會一同流入巨大的洪流裡

人は夢みる　ゆえに儚く
人生如夢　所以虛幻無常

人は夢みる　ゆえに生きるもの
人生如夢　所以栩栩如生


嗚呼　嗚呼　誰も知らない
啊啊　啊啊　誰也不知曉

嗚呼　嗚呼　明日散る花さえも
啊啊　啊啊　即使連明天將要散落的花朵也不知道



固い契り爛漫の花の下
在締下堅強盟約的爛漫花叢下

月を飲み干宴の盃
與明月飲乾了宴會中的酒杯

君は帰えらず残されて佇めば
你還未回去留在這裡佇立著

肩にあの日の誓いの花吹雪き
肩上飄落著昔日立下誓言時的花朵

人は信じて　そして破れて
人是信任了之後　而被背棄

人は信じて　そして生きるもの
人是信任了之後　而有意義


嗚呼　嗚呼　誰も知らない
啊啊　啊啊　誰也不知曉

嗚呼　嗚呼　明日散る花さえも
啊啊　啊啊　即使連明天將要散落的花朵也不知道



国は破れて　城も破れて
國家滅亡了　城池也破滅了

草は枯れても　風は泣き渡る
草也枯萎了　風依舊悲泣的吹著



嗚呼　嗚呼　誰も知らない
啊啊　啊啊　誰也不知曉

嗚呼　嗚呼　風のその姿を
啊啊　啊啊　風的容貌

嗚呼　嗚呼　花はなが伝える
啊啊　啊啊　花朵將傳達

嗚呼　嗚呼　風のその姿を
啊啊　啊啊　風的容貌